限られた時間で管理できるのは、重要度ではなく所要時間だということ
2016/12/06
本日は、シゴタノ!の記事で新たな発見を得られたので紹介します。
タスクシュートで重要なことをする時間を見つける方法 | シゴタノ!
大きな石を先に入れれば、きちんとそれがバケツに収まり、かつ小さな砂までも入ると言いたげです。それは石と石の間にスキマがあるせいですが、これこそ、時間不足の問題を量的にとらえ切れていない証拠です。
バケツと石の例えはだいぶ前に聞いたことがあって、その時は「なるほど!」と思っていたのですが、上記指摘を受けてよくよく考えてみると確かにおかしい。
引用元であるフランクリープランナーのサイトにはこのように書かれています。
スケジューリングをバケツに石を入れる例えを使って説明します。1週間の時間をバケツに、出来事や行動、予定を石に例え、その石の大きさはその予定の重要度を表します。
さて、あなたは様々な石をどのようにバケツに入れますか?
時間をバケツという限定的な空間に例えているにもかかわらず、その中に入れる石や砂などの大きさは所要時間の大小ではなく、重要度で表している。
これはおかしいですよね。
バケツが一週間の時間を例えているのであれば、その中に入れる石など(タスク)の大きさは、同じく時間を例えなければなりません。重要度が高ければ高いほど、それにかかる時間も多くなるとは限らないからです。
僕はTaskChuteを仕事のみで使っていますが、その運用はシゴタノ!の記事の主張と同様に、
- ルーチンタスクを配置する(というか自動的に生成されている)
↓ - 空いた時間で出来ることを配置する
という流れになっています。だからこそ、佐々木さんの言うことがよく分かるのです。
重要なことに割ける時間など、ほとんど無いということに。