社交辞令的な本音

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子育て 書評

6歳の息子のために「おこづかいプログラム」を導入することにしました

2016/12/16

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 photo credit: Roll, break me off some... via photopin (license)

きっかけはこの記事。

おこづかい制を導入して7年目になりました〜長男4才・次男2才から始めたおこづかい制について〜 - がんばる小学生
うちの子供たちはおこづかいをもらうようになって7年目のベテラン。 古いはてダのデータがどこにあるのか見つからなかったので、momentoに残してあるTwitterのアーカイブを確認してみたら、開始したのは2009年となっていました。 2009年というと、長男が4才、次男が2才。 ちっさ! 最初はごくごく少額からはじめました*1。確か週に200円とかそんな感じだったと思う。きっかけは、子供たちを連れて買い物に行くたびに「お菓子かってー」とか、当時はまっていたポケモンの指人形つき食玩(ポケモンキッズだっけ?)を「新しいのでてるからほしいー」とねだられるようになったこと。 当時、それらを買ってあげる…

 

当時、長男(年中さん)の周りで多かったのは

お風呂掃除をしたら10円

洗濯物をたたんだら10円

というような、いわゆる「お駄賃」をあげている家庭。でもわたしは、その「◯◯したよーーお金ちょうだい!」という感じがね、どうもピンとこなかったんですよ。

わが家には6歳となる息子がいて、おこづかいはまさにお駄賃制をとっています。

でも最近、引用部分にあるような違和感を覚え始めていました。「◯◯したよーーお金ちょうだい」って、じゃあお金あげないとお手伝いしないのか。それって教育上、良くないのではないかと悩んでいたのです。

そんな時にこの記事を読んだものだから、紹介されていた書籍を即購入しました。

 

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おこづかいプログラムとは

ほしいもの以外のこづかいも渡す

一般的なおこづかいであれば、例えばお菓子やおもちゃなど、子どもが欲しいものを買うために支給します。

でもこのプログラムでは、欲しいもの以外にも以下のように用途に分けておこづかいを与えることになります。

  • 欲しいもの
  • 必要なもの
  • 短期貯金
  • 長期貯金

「必要なもの」とは学校で使うノートといった物、「短期貯金」とは月刊誌のように毎週は買わない物、「長期貯金」とは値の張るゲームソフトといったような物を購入するために使うお金です。

おこづかいの支給方法は

月に一度ではなく、毎週支給することを推奨しています。その理由は、細かく支給することで大きな過ちを防ぐため。

たしかに一気に大金を手に入れると無駄遣いしていまいそうです。大人だってそうなんですから。

また「毎週◯曜日の何時に渡す」といったように、支給する曜日や時間を固定したほうがいいそうです。後述しますが、これは支給する側の親が約束を果たすためでもあります。

おこづかい額の目安は??

この書籍では、週に支給する額の目安は「年齢×100円」とされています。うちの息子は6歳なので週600円。月にすると2,400円。ん、多くないか?

でも実質、欲しい物のために渡すお金は500円ぐらいなんです。(家庭で話し合って決める金額なので、その家庭による)

それ以外は、おこづかいとして渡してはいなかったけれど、もともと子どものために使っていたお金。それを子どもに渡して、自分で使わせることでマネー教育になるということなんです。なるほど。

仕事と責任を与える

このプログラムでは、こどもに仕事を与えます。自分の部屋の片付けなんかは仕事に入りません。例えば玄関の靴並べなど、家族の一員として家族のための仕事を与えることで責任感を育むことができるそう。

契約書を作る

このプログラムで特徴的なのは、与えるおこづかいの金額と仕事が決まったら、こどもと契約を交わすこと。

アメリカ産まれのプログラムらしいので、たしかにそれっぽいです。

親も約束を守る

こどもがきちんと仕事をまっとうするためには、親がその見本とならなければなりません。

一度契約を結んだからには、必ず決められた支給日に決められた額を渡す必要があります。スタートしたら親も大変です。

 

あとがき

独特のプログラムなので導入するのに一抹の不安がありますが、成功した先行事例があるようなのでとりあえず試しにやってみます。うまくいくようだったら、下の子(もうすぐ2歳)が大きくなった時に同じく導入しよっと。

もっかいリンク貼っときます。サラッと読めて、それでいて役に立つ予感がヒシヒシとする良い本でした。前半部分は、こどもがこのプログラムを理解できるような漫画も載っていて親切です。

 

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