タイピングよりも圧倒的に速い!読書メモは音声入力でやるべき
先日読んだ本の中に、Macでの音声入力を解説する項目がありました。
Macの音声入力は、十分に実用レベルに達しています。使い方によっては、手で入力するよりも速いことがあります。
今回MacではありませんがiPhoneの音声入力機能を使って読書メモを取る方法を試してみたところ、予想以上に快適だったので結果をシェアしたいと思います。
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FastEverで音声入力を試した
入力するためのアプリは何でも構いません。僕の場合はEvernoteに文章を素早く保存することができる「FastEver」というアプリを使いました。
音声入力の仕方は簡単。フリック入力画面でマイクのアイコンをタップした後にiPhoneに話しかけるだけです。
音声入力の精度は高い
実際に音声入力を試してみた結果はこちら。(『いま世界の哲学者が考えていること』の一節を使用しました)
原文
現代の哲学といった場合、通例ではフランスのポスト構造主義やドイツのフランクフルト学派などが対象になっています。しかしデリダやローティーをはじめ、20世紀後半のスター哲学者たちはほとんど亡くなってしまいました。「21世紀になって、世界の哲学はどうなっているのか」と、多くの人々が疑問に感じていましたが、まったく紹介されてきませんでした。
音声入力結果
現代の哲学といった場合、通例ではフランスのポスト構造主義やドイツのフランクフルト学派などが対象になっています。しかしデリダやろう気をはじめ20世紀後半のスター別学者たちはほとんどなくなってしまいました。(21世紀になって、世界の哲学はどうなっているのか)と、多くの人々が疑問に感じていましたが全く紹介されてきませんでした。
161字中、原文との相違は9文字です。およそ94%の正答率!しかもこれ、音声入力を試した一発目の結果です。iPhone超優秀。
そしてタイピングするのにかかった所要時間は74秒。一方で音声入力にかかった時間は31秒。音声入力のほうがタイピングの倍以上のスピードで入力することが出来ています。
読書メモが加速する
最近は電子書籍(Kindle)でばっかり本を読んでいます。本を持ち歩かなくても、スマホとかPCとかでシームレスに読書ができるというのがKindleの利点ではありますが、僕が一番気に入っているのはハイライト機能。気に入った箇所をなぞるだけでその一文を記録してくれて、あとでテキストデータとして取り出すことができるのです。
この機能が便利すぎて紙の本は敬遠していたのですが、子どもを連れてよく図書館に行くため、そこで気になった本を借りるかどうかのジレンマがありました。
読書メモを取りたくなるようなビジネス書系は読みたくても「キンドルで買ってから読もっと」となって、結局買わずに終わるなんてこともざらにあります。
でも今回音声入力で簡単に読書メモができることに気づき、図書館で紙の本を借りるのも悪くないと思った次第です。何と言っても図書館の本はタダだし。
まとめ
とはいえ、やはり読書メモの速さから言うとKindleのハイライト機能に軍配はあがります。なのでガッツリ読み込みたい本はKindle、ちょっと気になる程度の本は図書館というように使い分けるようにしました。
ちなみに僕が使ってるKindle用の端末はこちらです。
以前はペーパーホワイトを愛用していたんですが、Amazonの読み放題サービスに加入してから雑誌類もよくKindleで読むようになったので、カラー表示ができるFire HD8に乗り換えました。
いわゆるタブレットなのでブラウジングもできますし、動画視聴もできます。動作もサクサク。裏技を使えばアンドロイドのアプリをインストールすることもできます。
Fire HD 8にGoogle Playのアプリをインストールする方法
また私の場合はこのFire HD 8を電子書籍と動画のビューアーマシンに仕立てたいのですが、そのためにはKindle以外に主に使っています電子書籍ストア 楽天koboとBookLive!のアプリを入れたいところです。
アマゾンプライム会員は4,000円引きの8,980円で購入できます(2017.4.15時点)ので、初タブレットが欲しい方はオススメの商品ですよ。