社交辞令的な本音

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一人暮らしになってわかった。分人ごとにタスクリストが必要だ

7月末に妻と子供が実家に帰省して、ただいま絶賛一人暮らし中です。

ところが一人暮らしが始まってからというもの、「いつも無意識にやっていたことができない現象」が起こっています。

そこで今回は、その現象についての考察と対処法について書きました。

 

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何ができなくなっているのか

主に身の回りの些細なタスクのやり忘れが起こっています。

  • 体重測定
  • 歯磨き
  • 髭剃り
  • 洗顔

で、この事象の原因を「単純に生活リズムが崩れたから忘れがちになった」と簡単に結論づけてもいいのですが、もうちょっと踏み込んで考察してみます。

 

生活リズムは崩れていない

そもそものところ、就寝時間と起床時間は一人暮らしになってからも変化はありません。出勤時間も一緒です。生活リズムは崩れていません。

じゃあリズムが崩れたのでは無いとしたら、何が変わったのか。僕が考えるに、おそらく分人が変わったのでしょう

 

分人とはなにか

分人という概念は、この本を読んで知りました。

 

分人は、相手との反復的なコミュニケーションを通じて、自分の中に形成されてゆく、パターンとしての人格である。必ずしも直接会う人だけでなく、ネットでのみ交流する人も含まれるし、小説や音楽といった芸術、自然の風景など、人間以外の対象や環境も分人化を促す要因となり得る。

つまり「対家族」としての自分と「一人きり」の自分では別の分人が存在するということです。

 

一人の時は怠けがち

体重測定やら歯磨きやらは、分人が変わったとしても共通して行うタスクです。でも家族と一緒の時は無意識的にできていたのにもかかわらず、一人になるとできない。

僕は基本的に怠け者なのですが、家族を前にした分人は怠け癖を排除していたのかもしれません。だから細かい生活タスクを無意識的にこなせていたと考えられます。

一人暮らしになったことで、「一人きり」の分人が怠け癖を発動させてしまったというわけです。

 

分人ごとのタスクリストを作る必要がある

ということは、それらの分人に合わせてタスクリストを作り替えなければなりません。

具体的には、これまでリストを見なくとも出来ていたタスクたちも、タスクリストに加えることにしました。

これまでは「朝の準備:90分」とざっくりしたタスクで事足りていたんですけど、以下のように分解しました。

  • 体重測定
  • 歯磨き
  • 髭剃り
  • トイレ
  • 会社に持っていく物準備

僕はプライベートでのタスク管理にたすくまというアプリを使っていますので、そこに登録しています。

 

あとがき

今回の気づきを契機として、他のタスクも分割したり順番を見直したりした結果、タスクリストの精度が上がってきました。

これまでプライベートのタスク管理は手を抜いていたのですが、やはりきちんと管理したほうが生活がスムーズに回っていく実感があります。

難点は、たすくまを頻繁に参照するためスマホ中毒になっているように思われそうなことでしょうか・・・。

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